2017年02月12日

大学収容力が人口減少に影響する⁉︎

Dreams2017

「大学収容力が人口減少に影響!」

大学収容力なることばをご存知でしょうか?

静岡県の大学収容力は47都道府県中43位です。



1.大学収容力とは、
 都道府県別の進学者数に対する地元大学の入学定員の割合を示す数値基準を言います。


2.都道府県順位



1位 京都府
2位 東京都
3位 滋賀県



43位 静岡県

3.第43位 静岡県、人口流出は第4位

静岡県の人口流出が止まりません。先に、投稿した通り、総務省が公表した2016年人口報告によると、静岡県の転出超過は6390人、
全国で4番目です。

転出超過は全国2番目となった2013年以降、6千人を超える状態が続いています。

特に、女性の流出が顕著となっています。

2016年では、女性の転出超過分のうち、短大・大学卒業者が含まれる20歳~24歳は2097人で51.7%を占めました。
中学・高校卒業が含まれる15歳~19歳を加えると75.4%となり、進学や就職が移動、転出のきっかけになっているのは間違いありません。



静岡県は2014年、52.7%と2人にひとりは満たされていません。

進学者の半数以上が県外へ出掛け、「卒業したら帰って来い」はいかがなものでしょうか。

静岡県の人口流出の一因は、大学進学者が帰ってこない問題もそのひとつです。

※静岡県の人口流出(2016年) 全国で4位

転入人口 - 転出人口 = -6,390人 

2013年には、北海道に次いで全国2位


4.全国知事会の対応

全国知事会は、大学収容力が高い首都・大都市圏へ傾向か人口が集まり、大学収容力の低い地方は人口流出が大きくなり消滅可能性都市化するこうした傾向から、昨年秋、『東京23区の大学・学部の新増設抑制や地方の大学支援を求める緊急決議』をしました。

以前、有識者で構成される「日本創成会議」より2014年に、大都市への人口流出が現状のまま続けば、地方で暮らす20~30代女性が半減して全国半数の自治体が「将来消滅する可能性がある」と発表されたことは大きな;衝撃となりました。

静岡県内では、11市町村がその中に入っています。




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